COLUMN

コラム

出会いと別れ

# オークマだより

2023.09.01

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

今月のコラムは品質・生産技術部が担当します。

さて、人は生まれてから色々な出会いがあります。

生まれた時は母親と出会い、父親とも出会います。

おじいちゃん、おばあちゃんとの出会いもあるでしょう。

また、成長するに従って友人や会社の同僚などといった様々な出会いがあります。

ただ、出会いと同じくらい、別れもありますよね。

その別れのひとつですが、私は入社してからの担当職務の関係で社用車を1台使用していますが、その社用車が先日廃車されることになりました。

長年、私の相棒として暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も共に仕事上で一緒に行動してきた車でした。

廃車されるまでの走行距離を見ると、なんと450,000キロメートルにもなっていました。

前任の方が50,000キロメートルほど乗られていたので、私は実に400,000キロメートルも乗ったことになります。

地球を10周したのと同じ距離になることに驚き、良く走ったものだと感慨深くなりました。

ちなみに月までの距離は38万キロメートルなので、余裕で到達している距離ですね。

月を身近に感じてしまいました。

ここまで長い間乗ることができたのも、ただの車と思わず、日々の点検や整備をしっかりやってきたからこその成果だと思っています。

ちなみに機械とか物でもそうだと思います。日々、大事に使っていけば、それに応えた仕事をしてくれます。

このような別れがありましたが、今は代わりの新しい車がきました。

また新たな出会いです。

せっかく出会えた車なので、前の車以上に愛情を持って点検や整備をしっかりやって、長く付き合える相棒にしていきたいと思います。