COLUMN

コラム

脱炭素社会へ向けたオークマ開発営業部の取り組み

# オークマだより

2023.11.01

みなさんこんにちは。

開発営業部がコラムを担当します。

今回は脱炭素社会へ向けたオークマの取り組みについて紹介したいと思います。

世界中で二酸化炭素排出量の削減が叫ばれている昨今です。皆様は「エコアクション21」をご存知でしょうか。

環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステムのことであり、持続可能な社会への貢献を目指した、企業による自主的な環境への取り組みの方法を定めています。

オークマでは2006年に認証取得し活動を進めてます。内容としましては、電力、化石燃料、水使用量、廃棄物の削減などの為に色々な取組を行っています。

又、開発営業部では新しいプロジェクトに挑戦しています。それは「木粉の土壌改良剤転化」です。普段工場から排出される木粉を土壌に戻す計画です。

目の細かい木粉に、栄養を含む副資材と土壌改良に適した微生物を混ぜ合わせます。何度か切り返した後に畜糞堆肥と混合し、完成です。既に農家さんで使用してもらっており、評判は上々のようです。

現在、各工場で発生している木粉は大部分を焼却しています。木粉は50%ほどが炭素のため、完全燃焼すると大量の二酸化炭素が発生します。今まで燃やしていた木粉を燃やさないことで、二酸化炭素排出量を大きく抑制する狙いです。

まずは不純物の少ない宝珠山工場の木粉を使用していますが、将来的には朝倉・甘木の木粉でも可能となればいいですね。

以上をもちまして、開発営業部のコラムとさせていただきます。